Atsushiの起業家読書記録

起業家についての本の感想書きます。

リブセンス<生きる意味> (5)

今週は第4章「器用じゃないから乗り越えられた」を読んでいきました。

 

主にこの章は、経営が軌道に乗っていく過程が書かれています。

 

前回の章の最後に半年間経営が厳しかったと書いてあったのですが、それをどう乗り切ったかというと3つの点があります。

1つ目は自前のSEOをつくりコツコツ頑張ったこと、2つ目は成功報酬の仕組みを企業がアルバイトを採用した時点で手数料をもらうという仕組みに変更したことがあります。そして、3つ目は採用が決まった採用者に「祝い金」を支払うことにしたことです。

これらは、「幸せから生まれる幸せ」という経営理念の元、顧客をより喜ばせたいという気持ちから生まれたものだそうです。なかなか他人のことを思い、ここまでのアイデアは思いつかないのではないのかと私は思いました。

 

この後もすぐには成果は現れず、村上さんは精神的に追い詰められ、一時は事業の売却を検討する程でしたが、なんとか乗り越え、第2期には初年度の約20倍の売上高を達成しました。

 

それでも、村上さんをはじめ社員一同、自分たちはまだまだと思い、さらに良いサイトを作ろうとしています。謙虚に、そしてさらなる高みを目指す向上心は見習わなければならないと思ったの同時に、こういう人が成功していくのだと感じました。

 

 

リブセンス〈生きる意味〉

リブセンス〈生きる意味〉