リブセンス<生きる意味> (4)
今週は第3章「ベンチャーキャピタルはすべて断る」を読んでいきました。
主にこの章の内容は、実際に起業しサイトをオープンするまでの過程が書かれています。
村上さんは、大学1年生の時に「ベンチャー起業家養成基礎講座」を受講し、さらにその講座で行われたコンテストで優勝して学校内のオフィスを1年間無償で貸与してもらえる権利を手に入れていました。また、優勝するために講座を最前列で聞いたり、ライバルの戦略を探ったりと様々な手を打っており、なんとも村上さんらしいなと感じました。
また、実際に起業する際に資本金を村上さんの親から一部出してもらっているのですが、なんと150万円も出してもらっています。正直に村上さんが「貸してくれ」と言ったら、翌日用意してくれたそうです。いくら子供を信頼しているとは言え、大胆な親だなと思いました。ちなみに、ベンチャー起業家養成基礎講座を見つけたのも村上さんの母親であり、村上さんの親は起業を支えた影の立役者的存在であったのではないでしょうか。
起業するまでは多少の問題はありながらも順調でしたが、実際にサイトを開く際に躓いてしまいました。アルバイトを希望する人が応募することができないようにやっていたのです。それでは、売り上げが立ちません。また、その後も約半年間厳しい状況に陥るようです。次回第4章はそこに注目して読んでいきます。
ちなみに、第3章の題名であるベンチャーキャピタルをすべて断わった理由は、あまり関わらない方がいいという村上さんの直感だそうです。